解体・アスベスト除去工事
当社では、石油化学プラント、食品プラントを始め、多くの工場の解体工事・アスベストの調査~除去工事の実績があります。
工場や倉庫を始め建築物の建て替えに伴う解体工事が御座いましたら、お客様のご要望や条件及びコストから最適な施工を責任を持って施工致します。
また、解体・改修などに伴いアスベストの除去がある場合でも調査・計画・届出、除去、廃棄物処理、事後処理、確認までの一式を施工致します。
解体工事
プラント解体工事は、工場やプラント毎の特性、構内ルール等を踏まえた、プラント条件に合わせた解体が必要になります。プラント設備機器が取扱われている製品、化学薬品等があるため特殊な処理が必要になる場合があります。
当社ではこれまでの多数の実績により、事前確認、工法と工期および予算のご提案、行政への手続き、施工、産業廃棄物の管理に至るまで、安全かつ安心に解体工事が出来る体制があります。
・指定した機器設備を別のプラントで使いたいため回収保管して欲しい。
・近隣への挨拶に同行して欲しい。
・解体する建物にアスベストが含まれている可能性があるため、調査して欲しい。
・行政への手続きを代わりにして欲しい。
・建屋の下に杭が残っていたら、撤去までお願いしたい。
すべて「Yes」です。喜んでご対応させていただきます。
例えば、行政への手続きだと、建設リサイクル法、労働安全衛生法(石綿則、安衛則)、大気汚染防止法、フロン排出抑制法といった手続きを考慮しておく必要があります。
解体工事の施工実績
アスベスト除去工事(調査・届出・除去)
2006年以前に建設された建物には、アスベスト問題は他人事ではありません。アスベスト除去工事をする際は、「労働安全衛生法(石綿則、安衛則)」、「大気汚染防止法」など、安全に作業をするために法令を遵守し適切な届け出を行うことが義務づけられています。当社は、アスベスト除去の資格をもとにした確かな知識と実績で、安全な作業・届け出を徹底しています。
1. 調査・分析
建物の図面や築年数を事前調査した後、現地にて目視にて診断させていただきます。 その際、該当箇所からサンプルを採取し、アスベスト含有の有無を分析します。
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2. 打ち合わせ
これまでアスベスト除去工事の実績のある当社の資格保有者が、アスベストの含有調査結果、およびアスベストの除去方法を分かりやすく丁寧にご説明いたします。
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3. 作業計画の作成
工事に着手するには労働基準監督署および所管役所へ工事着工14日前までに作業計画を作成し、届出なければなりません。書類の内容や提出時期などの工程はご一緒に確認した上で調整いたします。
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4. 除去工事
工事で最も注意すべきはアスベストの外部への飛散です。これを防ぐため、作業区画は外部から完全に隔離します。壁や天井に吹き付けられたアスベストには薬液(飛散防止剤等)を塗布し、丁寧な手作業で撤去していきます。
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5. 産業廃棄物の搬出
除去したアスベストは廃棄物処理法で処分方法が定められています。特別廃棄物用のゴミ袋にて厳重に封じ、専門の処理業者に引き渡され、管理型最終処分場にて処分されます。
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6. 完了報告
除去作業終了の際、大気中のアスベスト浮遊状況を確認できる『浮遊粉塵濃度測定』を行います。除去前・除去中にもこの測定を行うことで、アスベスト浮遊状況と、除去後の取り除かれた状況が報告書の形でご確認いただけます。
アスベストを大量に吸った場合に、悪性中皮腫や肺がん等の病気を引き起こすおそれがあります。最初の吸引からおよそ15年~40年前後の潜伏期間を経て発症する可能性があることが発覚し、使用が禁止されるようになりました。アスベストが使用されたプラントや工場などが、寿命により建替えや改修の時期を迎えている昨今、除去対策の必要性は高まっています。